食品偽装にみる問題点 親子2代で続ける商いの心H20年より
- 現場が勝手に
- 情報を何度も訂正
- 結果は会社ぐるみ
これらの企業はお客様を見ているのか。
誰に向けた会見なのか。義務で会見を行っているのか。
社内のコミュニケーションも取れない経営者の資質のなさ
三条商人と石田利八 親子2代で続ける商いの心H20年より
- 文献上、新潟の商人の中で、最も歴史と格式が高いのが三条商人と思われる。
- 村上藩の財政的な問題から、米経済から貨幣経済へ転換する必要があり、三条商人に冥加金課し、更に育成に努めた。1789年頃
- 江戸後期において、三条商人は自前の船を持ち、西回りの航路で、商売をしていた。1843年には、尾張藩において木綿の払い下げ紛争があった。
- 江戸後期において、新潟の商業の中心は三条であり、京都の問屋の荷開きは、まず三条で行い、その後長岡など他地域で売り、売れ残ったものをまた三条で引き受ける。
- 石田利八は1800年頃の三条商人
石田利八がいた頃の商人の最大の功績は「鉄物仲間」と呼ばれる組合を作った。
不当に安い価格で販売するものがでてきた(鍛冶職人の保護)
品質を落とした製品を作るものが出てきた(顧客信頼の維持)
63歳の石田利八が残した記録
30年前の取引に対する感謝の心
- 感謝の心、物を届ける心
70~80kgの荷物を背負い、三条から五十嵐川に沿って標高1000mの峠を越える八十里街道を通る。
- 商いの心
- お客様が欲しいものを届ける心
届けることにより、生かし続けていただける。
お客様とは 親子2代で続ける商いの心H20年より
- 全ての消費者がお客様ではない。
生活のリズム、所得、価値観と届ける商品があってはじめてお客様になる。
売りたい商品を無理やり提供したい(押し売り)から、安売りを行う。
売りたい商品を無理やり提供したいから、販売方法をあの手この手考えて攻め、お客様の求めている商品と異なるものを売り込む。
今の商人の大半がお客様を見ていない。
融資の五原則 お金の借り方・返し方H20より
- 安全性の原則-回収の確実性
収益性の原則-金額を大きく、利息を高く
公共性の原則-反社会的な団体への融資をしない
成長性の原則-融資により相手が成長する
流動性の原則-貸倒が少ない、短期融資を行う
お金の借り方のポイント お金の借り方・返し方H20年より
- ポイント1
適正な取引銀行を選ぶ。
創業時の一般的な借入先は、国民生活信用金庫
ポイント2
適正な事業計画作り、融資を受ける
ポイント3
金融機関は、商売として企業と付き合っている。
金融機関に、情を求めても無駄。
- ポイント4
自社の規模に合った借入
ポイント5
市場調査など裏づけされた事業計画
ポイント6
良い会計事務所の選択
- ポイント7
正常な判断ができる様な財務状態を保つ。お金がなくなると判断が鈍る。
- ポイント8
会社の成長に合わせて、借入額を増やす。
ポイント9
スタートから大きな借入をしない。
ポイント10
エンジェルの活用も重要