講演履歴
5Sができていない企業 成長は足元から!体質改善による事業規模の拡大ビジネスチャンス創造講座から
- 段取替えで工具を探し、段取り時間を長くする
- 原材料を探すため準備時間が長くなる
- ものを探すため、立歩きが多くなる。
- 仕掛量が多くなり、生産の阻害要因になる
- 無駄なスペースを生む
- 仕掛量が多くなり、生産期間が長くなる
- 設備の故障が多く、納期・品質に影響がある。
→ 納期・品質・コスト全ての面で劣り、競争力がない。
再生支援企業の特徴 H17年支援担当者等研修課程から
- その地域の名門企業。他の会社がリストラできても、名門企業は、リストラが出来なかった。
- 赤字が出ても、外注先の仕事を確保。
- 計数把握ができていない。今日幾つ作りましたか?この工程は幾つ作れますか?
- 生産期間の把握を行っていない。
- 不良数の把握、クレーム件数の把握をしていない。
- 部門別業績管理が行えていない。
- 従業員が挨拶をしない。従業員が目を合わせない。通路のゴミを誰も拾わない。
- 商品点数が多く、生産中止を行っていない。
- 受身の営業で顧客訪問回数が少ない。顧客開拓ができていない。
- 海外で失敗
何故売れない在庫ができるか? H17年支援担当者等研修課程から
- 見込生産であるが、生産管理をしていない。
- 棚卸周期が長い(年1回)
- 生産期間の設定がなく、また実質期間が長い。
- 返品を安易に受ける。
- 返品商品がデッドストック
- 返品商品が簿外資産
- 最低生産ロットが大きい。
- 段取り時間改善を行わずに、段取り時間が長い。
- 外注依存度が高く、外注管理がされていない。
外注先で仕掛り - 商品点数が多く、生産中止を行っていない。
- 定量生産方式のみで生産
商工会・商工会議所が取り組みべき課題 H17年中小企業者・小規模企業者の指導ポイントから
- 1.広域的交流の場の設置
2.経営指導員の経営指導への集中
3.エキスパートバンクの積極活用
4.各種啓蒙活動
商工会・商工会議所がやってはいけないこと H17年中小企業者・小規模企業者の指導ポイント
- 1.商工会・商工会議間のテリトリーの調整
2.隣接商工会・商工会議所からのアプローチ待ちの姿勢
3.TOPからの業務が降りてくることを待つ姿勢
4.内部業務に専任し、会員企業周りを省く
中小製造業の再生事例からのポイント 平成19年4月梅田経営研究会より
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現象 対策 1.在庫過多のケースが大半
設備産業では、棚卸資産と固定資産の混同が見られる。
大量生産型の生産方式で、多品種小量生産を実施。
生産ルールが決まっていない
不良性資産と在庫の区別がついていない。5S、赤札の実施
標準化と工程改革
生産方式の変更
棚卸資産、固定資産のチェック2.売上高志向の営業
部門別の収益が明確になっていない。
個々の製品別原価が明確になっていないため、売上志向で受注
安易な値引き、返品を受ける体質部門別、月次業績表の作成
業績報告会の実施
原価管理の指導と見積基準書の整備3.資材購買管理がされていない
売上高が減少しているのに、外注加工費・原材料費が増加している。
工賃で生産体制を構築するため、外注先に仕事がでている。外注政策の見直し
定期コストダウンの実施
工程別原価管理の導入4.金融機関との馴れ合い体質
返済能力のない企業に対して、長年にわたって融資
→ 手遅れにいたるケース
金融機関が関連したと思われる有価証券(不良性資産)の存在再生支援協議会など公的な性格をもつ団体に協力依頼をする。 5.販売戦略の欠如
拡販戦略が存在しない。
顧客別売上計画、製品別売上計画が存在しない。
重点顧客が明確でない。販売戦略の作成 6.モラールの低下
従業員が挨拶をしない
従業員が目を合わせない
自ら改善努力をせずにヒーローの登場を待っている経営参加の手法の導入
教育訓練計画の作成
ベースアップを考えた事業計画の立案7.計数管理ができていない
生産能力・生産期間が把握できていない。
無理な目標設定
販売計画の欠如
棚卸周期が長い経験に基づいた事業計画の作成
再生企業に学ぶ強い会社の作り方 平成19年4月梅田経営研究会より
- 1.従業員が正しいことを行い、その結果が分かる仕組みを持たせる
- 2.5S、QCサークルを通じて従業員のボトムアップを図る。
- 3.5S、QCサークルを通じて従業員とのコミュニケーションを図る。
- 4.信賞必罰、問題社員はその場で解決する
- 5.経営者が、従業員の好き嫌いを作らずに行動する
- 6.古典的経営手法を活用する
- ホウ・レン・ソウ
- PDCA
- QCサークル
- 5S活動
- 多能工
飲食店データベースの鉄則 【H19年度中小企業支援担当者等研修】
- そのデータベースは顧客のためになるか
常連客はそのデータベースを歓迎するか
構築するデータは顧客からさりげなく入手できるか
顧客が自店を利用する目的を理解し、その利用目的とデータベースが一致するか
そのデータベースは顧客に感動を与える
顧客データベースだけがデータベースではない。商品のデータベース、食材のデータベースなくして、顧客の満足は得られない。
紙のデータも活用されれば立派なデータベースである
データベースは、“顧客への奉仕、主の心”
小規模企業の指導のポイント 【H19年中小企業支援担当者等研修】
- 相手の目線で考える
答えを与えるのではなく、答えに誘導する。
手ぶらで行かずに答えを誘導する道具を持参する
成果が直ぐに出せなければ、続かない。
継続して、定期的に訪問する。
こまめに宿題をだし、宿題のチェックに訪問する。
競合を明確にしてあげる。
競合と対比して、改善のポイントを説明
小規模企業の特徴 中小企業者・小規模企業者の指導ポイント[H19年 中小企業支援担当者等研修]
- ・ 経営スタッフがいない。
・ 経営者、後継者が取り組まなければ企業業績が向上しない。
・ 業績向上への取り組みに継続性がない。
・ 人事・労務管理システムが構築されていない。
・ 売上・原価に直結した指導でなければ、取り組まない。
・ 社会的・経済的な変化による事業の影響を把握しない。
・ 競合を明確にしていない。
・ 事業計画が策定されていない。
・ PDCAのサイクルがまわせない。
・ 資金調達力に限界がある
・ 労働条件の整備がされていない。
・ 教育訓練方法が確立されていない。
・ 情報化が遅れている。
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